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2007年8月21日 (火)

ウルフガイ-狼の紋章-1巻本日発売!

H250 私はしがないマイナー漫画家、というか漫画脚本家です。

プロデビューして10年になるが、恵まれた漫画人生を送っていると思う。
「大して売れてもいないマイナー漫画家が何を」と思われるもしれませんが、
とにかく、何が恵まれているって、いままで好きな漫画だけを描いてきてこれたってことがです。

これはすごいことです。大抵の漫画家はいろいろな方針に流されて、仕事だと仕方なく描くことが多いと聞くからです。
しかし、私に限っていえばそんなことはゼロ。
デビュー作の「コミックマスターJ 」も次の「アクメツ 」も本当に好き勝手描かせてもらいました。
なぜ漫画家になろうとしたのか?なったら何を描けたらお前は満足するのか?
ある意味その領域まで、いや、その領域を超えて描かせてもらったと思います。

だから、もういいと思いました。俺のわがままな漫画は。
読者さんに迎合した作品、編集さんサイドの意見に迎合した作品でも何でも描きますよ。
そう思ったのです。

でも、無理でした。俺も、余湖さんもとてつもなく、わがままな人間だったことに2006年まるまるかけて気づかされました。
やはり、迎合で生み出せるほど漫画はあまいものではないし、やはり心から面白いと思えないかぎり作りだすことはできないんだって、そんな当たり前のことを、コミックマスターJならコンマ数秒で思いつくことを、いや、思いつくなど必要ないことを改めて教えられました。

で、新生、田畑・余湖あーんど泉谷が送る究極のわがまま第一弾です。
ある意味原典に戻って、自分が本当に面白いと思った小説の漫画化です。
それが平井先生原作の「ウルフガイ-狼の紋章- 」です。
当然、私たち全てが原作ファンなので、読んでいる人をどうしても意識してしまいますが、基本的に素の人、全く知らない方々に向けて作っています。
ですので、何かこう運命を感じる人は是非手にとってみてください
よろしくお願いします。

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コメント

大抵の人間は、好きな仕事につけるわけでないから、自由に創作できるのっていいことだよね。

田畑センセの描いた「ラブひな」も見てみたい気もしますが、これからも自由にやっちゃて下さい。

第一巻、おめでとう!

投稿: しろぼう | 2007年8月22日 (水) 17時53分

「ラブひな」系にはイドみたいんですけど、描いてるうちに「どこが「ラブひな」だっ!」ってなことになってしまうんですよね。
結局、あの系の能力はないのか?だがあきらめんぞ俺は!
一巻本屋にあったらよろしく!

投稿: たばた | 2007年8月22日 (水) 18時12分

単行本買わせて頂きました。
いや~~、アツイですね~~今からこんなにアツクてこれから先がどうなるんだろう?と要らぬ心配をしてしまいます。
狼の紋章で終わらず是非レクイエムまで描いて下さい。
虎4や西城も見たいです~

ところで、田畑・余湖あーんど泉谷トリオはどんな感じに分担して制作しているのでしょうか?

投稿: エノク | 2007年8月25日 (土) 09時30分

うまくヒットしてくれれば、レクイエムまではきたいですね!
仕事は私が脚本化して、余湖さんがネームきって指示だして、泉谷さんがキャラ入れるような感じです。実は、泉谷さんには「アクメツ」のころから手伝ってもらっていたりします。

投稿: たばた | 2007年8月25日 (土) 11時37分

ウルフガイを書店で買おうと悠々と行ったら、どこにもない・・・・と散々探し回ってやっと一冊見つけたときには、感動コンプリートって感じでした。
ヤッパリ、ウルフガイに熱い思いを持っているファンは多いなぁと思ったり。
2巻からは予約ですねぇ。
※レクイエムまで行って欲しいです。
虎4見たいですねぇ、てか遭いたい(遭遇)したいです。

投稿: 奥山 | 2007年8月27日 (月) 12時07分

たしかに出版界は部数落ちているので、ヤンチャンコミックスはなかなか書店においていないかもしれません。そんな中でも、ヤンチャンコミックスのあまりない近所の本屋に数冊置かれていたので、ヤンチャンの中では多めにすってもらっているのかもしれません。
虎4は私もみたいっす。

投稿: たばた | 2007年8月27日 (月) 23時45分

すいません、言葉たらずでした。
どこの書店も売り切れでした。
結構、早めに売り切れたとの書店の店員の言葉でした。
矢張りというか、ウルフガイの根強い人気は今も健在だと思います。
次回からは増刷ではないでしょうか?

羽黒獰の凶暴顔は、僕の頭の想像を超えてて、すごいハマリ顔です。生頼範義さんの描く羽黒より怖いんでないでしょうか。

投稿: 奥山 | 2007年8月28日 (火) 20時13分

いえいえ、単に実情を話しただけで・・・。でも売れてないのであれば、うれしいかきりです。羽黒獰はちょっとアレンジが入る予定なので、まだこれからです。

投稿: たばた | 2007年8月29日 (水) 01時58分

お邪魔します。
ウルフガイ1巻を買ったものです。原作は読んでいません。
平井和正作品は他のものをちょこちょこ読んでいます。
ちなみにアクメツは何度も手に取りましたが買いませんでした。
じっくり読んで無いのが悪いかもしれませんが。

今回、泉谷あゆみさんがウルフガイを描くということで、期待半分、あきらめ半分。
いくら綺麗なイラストが描けても、イラストレーターさんにはマンガを描くテクニックが乏しいと思うので。
またなんとなく企画物のような匂いがして、短命な雰囲気を醸し出してたということもあり。

しかしながら、勇気を出して1巻を購入しました。
読めました。アクションシーンに迫力がありました。
泉谷さんが全て描いてるわけじゃないでしょうからあの美麗な絵は半減してますが、そのぶんはアクションシーンの迫力でなんとかカバーできてるかと思います。
素人ながら失礼しました。

短命に終わらないことを祈りつつ、今後に期待をしています。
と、伝えたかったということです。

投稿: 源正義 | 2007年9月 9日 (日) 02時38分

はじめまして
ウルフガイに関していうと、出版社から持ち込まれるタイプの一般的な企画モノではありません。
もー、タダ、余湖さんと泉谷さんが以前からやりたがったていて、平井先生もやっていいよ的感じだったらしいのですが、二人とも実力が伴っていなかったという理由で、ずっと躊躇していたのです。で、じゃあ今実力が伴ったというのもおこがましいのですが、多分全力で打ち込めるのは今のタイミングなんじゃないかと、そこで私も誘われたので「狼の紋章」をやってみようと。
なので、なにかタイアップがあるとかそういったモノではありません。
で、本当に原作通りやるというのも理想ではあったのですが、今の時代に隔週雑誌で新しい読者を獲得し、かつ我々も面白いモノを、ということでいろいろ変えさせてもらっています。ですので、予備知識ゼロで読んでもらえる方を引き込んでいければベターだと思っています。

投稿: たばた | 2007年9月 9日 (日) 09時03分

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ウルフガイ  狼の紋章 1 ヤングチャンピオンコミックス  平井 和正 田畑 由秋 余湖 裕輝 泉谷 あゆみ   税込価格 : 540 (本体 : 514)  出版 : 秋田書店 名作人気小説「ウルフガイ・シリーズ」より「狼の紋章」を完全コミック化。 とのことですけど、私は原作を知らないので素直にマンガとして読んでいます。 一言で言えば、狼男。 ただし、中学生ですけど。 月の満ち欠けによって、不死身の肉体にもなってしまう。 なれるじゃなく、なってしまうという感じ。 狼男が中学生にな... [続きを読む]

受信: 2007年9月 4日 (火) 08時42分

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